遠寺の鐘がはっきり聞えれば雨(4月のことわざ)
春になると、天気変化が激しく、周期的に変わり、雨の降る回数も多くなる。
ことわざとして
「遠寺の音がハッキリ聞えれば雨」
「汽笛の音が近くに聞えれば雨」
「瀬音が近くに聞えれば雨」
一方、
「鐘の音が澄んで聞えれば晴れ」
鐘の音や汽笛の音で柔らかく、硬く聞こえれば晴れと言ったことわざが全国的に多い。
全国どこの地方に行っても、音の大きさ・高さ・や音色によって天気を予知することわざが多い。
音は空気中を伝わる波でもあるため、その時の空気の状態で音の伝わり方が違う。
例えば、大雨を降らせるような発達した低気圧が近くに近づく時は、湿った暖かい空気が流れ込んでくると、いつもと気温・湿度・風が違ってくる。ふだん聞えてない遠くの「鐘」や「瀬音」が急に近くに聞えてくると雨になる可能性が高いと言われている。
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