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2006年7月 9日 (日)

山の天気は変わりやすい(山のことわざ)

今年の夏山は、60才前後の登山者が一段と増加が予想される。
その反面、遭難事故も比例して増える傾向で、その殆どが山の気象に関係すると言われている。山の天気は平地の天気より先に悪くなり、早めに気温が上下したりしたりするので「山の天気は急変すると」恐れられている。
それぞれの山岳には経験から出た天気のことわざがたくさんあるので、登山者は覚えておけば大変便利である。

「剣岳につるし雲が出ると2-3時間後に雨となる」(北ア白馬岳)
 つるし雲や黒い笠雲は典型的な寒冷前線が雲提の出現でこれらの雲が見えたら山小屋に避難すること。

「焼岳の硫黄の臭いがすれば雨となる」(常念岳・蝶ケ岳)
焼ケ岳は西穂高岳や蝶ケ岳の南側に位置する活火山で、特有な臭いがする。即ち、悪天をもたらす低気圧や前線が接近しつつある時は、風向が南風となり、風速が強めになってきたことを示す。

ところで、梅雨明けと山岳も年のうちで最も安定した登山日より続き、よく「梅雨明け10日」と言って山の好天を言ったりする。私の北ア白馬岳に滞在した経験ですと早い年は二日目、遅い年でも5日目の午後になると夕立や雷雨の日が多くなる。より安全で、快適な登山をするには経験やことわざ・天気予報の知識をフルに使って、自分で天気を予想し短い夏山を満喫して頂きたい。

特に、最近は高齢者の登山者が多く成っており、雨・霧や強風により肉体の疲労による遭難者が目立ってきた。必ず、登山する時は山岳天気予報や現在の花や雪渓様子などを把握しておくことが遭難しない秘訣。

参考になるサイトは、日本気象協会の登山ハイキング天気が便利。
主要な山岳の気象データ、登山ハイキング豆知識など、初心者から上級者まで幅広く使えます。

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