« 女心と秋の空 | トップページ | 朝霧は晴天・夕霧は雨(10月のことわざ) »

2006年9月18日 (月)

うろこ雲は雨のきざし(9月のことわざ)

夏の間、高いところに浮かんでいる雲は水蒸気の影響で見えなかったが、9月となれば移動性高気圧の運んでくる乾いた空気が流れ込んでくる。このため、上空6000m以上に浮かぶ雲の種類や動向がはっきり観察できるので、天気を予知するには最も適中率が高い。

 さて、雲は無数の水蒸気や氷の粒から出来ており、二度と同じ形のものはなく、次ぎから次ぎへと発生しては消滅している。でも、よく観察すると似たものは一定の高さに表れており、天気の状態をよく表している。例えば、低気圧が接近する場合に、一番先に現れてくる雲は絹雲(別名すじ雲、絹糸のような白い細い雲)で、ほぼ同じような形で現れる。であるから・・・「あの雲が現れると天気は下り坂に向かい雨が近い・・・・。」と経験から天気を予知することができる。ところで、秋空は雲の行き交う美しさは格別で、その雲のことわざが、特に、3000m以上上空にでる秋の雲の信州のことわざを集めてみた。

「すじ雲が出れば3日先が雨。うろこ雲が出れば天気は悪くなる」(信州中野・下高井)

「うろこ雲が出れば雨のきざし」(信州上田・小県)

「こけら雲が出れば天気が変わる」(信州大町)

「ひつじ雲が出ると天気は変わる」(信州北安曇)

うろこ雲・こけら雲は絹雲の俗称であり、魚のうろこの模様に似ている白色の小さな団塊状の美しい雲。しつじ雲は高積雲の俗称で白または灰色の丸みをおびた団塊状でひつじの群れのように見える。低気圧が接近すると必ずその顔ぶれの雲が現れるので、注意して見ているとことわざどおりの天気になることが多い。

|

« 女心と秋の空 | トップページ | 朝霧は晴天・夕霧は雨(10月のことわざ) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: うろこ雲は雨のきざし(9月のことわざ):

« 女心と秋の空 | トップページ | 朝霧は晴天・夕霧は雨(10月のことわざ) »